周南公立大学様
人間健康科学部 スポーツ健康科学科

「機能解剖学Ⅰ」にてAnatomage Tableを活用したより深い学修を実現

周南公立大学様の人間健康科学部スポーツ健康科学科では、2年生を対象とした講義「機能解剖学Ⅰ」において、解剖学的構造の理解を深めるために実在したご献体をデジタル3D化したデジタル解剖台「Anatomage Table」が活用されています。

講義概要

この講義では、運動やスポーツのメカニズムを理解するために必要な筋骨格系および神経系の構造と機能に関する基礎知識の習得を目指し、主に運動器の機能解剖に関する総論と体幹の構造と機能について学修します。さらに、スポーツ外傷・障害・リハビリテーション・トレーニング指導との関連づけも行いながら、実践的な視点での理解を深めています。

講義でのAnatomage Tableの活用

Anatomage Tableの導入により、これまでテキストや映像資料では難しかった神経系や循環器系を含む複雑な構造の階層表示や多角的な観察が可能となり、学生たちの理解を深めることが可能となりました。

講義では、教員がAnatomage Tableを学生の前に設置し、プロジェクターに接続して大画面に共有しながら解説を行い、学生たちは、立体的かつ階層的に表示される筋・骨・神経などの構造を視覚的に確認しながら学修を進めます。また、学生がAnatomage Tableの周囲に集まり、教員と対話しながら操作・観察を行う双方向型の授業も展開されており、さらにグループでディスカッションを行いながらタッチ操作を体験することで、自分自身で学びを深めるアクティブ・ラーニングの実践が可能となっています。

教員からのコメントと今後の期待

担当教員からは「人体構造の理解において非常に有益な資料であり、授業の質が向上したと実感している」とのコメントもいただいており、引き続き、Anatomage Tableの活用により、学生の興味・関心のさらなる高まりや、解剖学修のより深い理解の促進が期待されています。

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