本利⽤規約(以下「本規約」といいます。)は、Anatomage Japan 株式会社(以下「当社」といいます。)と顧客(以下「お客様」といいます。)の間で、当社ハードウェアおよびソフトウェア(以下「対象製品」といいます。)の利⽤の条件を定めるものです。対象製品をご利⽤いただくには、本規約をお読みの上、ご同意いただく必要があります。お客様が本規約に合意することをもって、当社とお客様との間に本規約を内容とする契約が成⽴します(以下「本契約」といいます。)。
第1条(定義)
本契約においては、以下の⽤語は、特段の定義がある場合または⽂脈上別異に解すべき場合を除き、それぞれ以下に定める意味を有するものとします。
(1)「ハードウェア」とは、当社所有のバーチャル解剖学製品を意味し、次の現⾏製品(i)Anatomage Table Classic、(ii) Anatomage Table Convertible、(iii) Anatomage Table Alpha、(iv) Anatomage Table Clinical、(v) Anatomage Table Vet、(vi) Anatomage VRおよび (vii)Anatomage Tabletが含まれます。
(2)「ソフトウェア」とは、ハードウェアにインストールされるか電⼦的にダウンロードされる Anatomage Inc. (以下「⽶国法⼈」といいます。)によって開発されたソフトウェアプログラム、及びAnatomage Lesson、TableOnCloud、Anatomage Share を含み、その修正、エラー修正、バグ修正、その他の更新、およびソフトウェアに関連して提供される関連⽂書を意味します。なお、「ソフトウェア」には、次号に定義するサードパーティアプリケーションは含まれません。
(3)「サードパーティアプリケーション」とは、サードパーティにより開発または調達され、対象製品に関連してお客様が使⽤するために 当社がお客様に提供する特定の製品、リンク、リソース、プラグインまたはサービスを意味します。
第2条(ライセンス)
当社は、お客様が本契約に従い対象製品を使⽤している限りにおいて、お客様に対し、対象製品の使⽤を許諾します。
第3 条(料⾦)
お客様は、お客様が選択する契約形態に応じ、当社、もしくは当社が指定する会社の請求に従い、別途定める料⾦を、当社所定の銀⾏⼝座に振り込む⽅法により⽀払うものとします。なお、振込⼿数料はお客様の負担とします。
第4条(製品保証等)
1 当社は、対象製品の納品⽇から1 年間(以下「保証期間」といいます。)、ハードウェアに製造上および材料上の重⼤な⽋陥がないことを保証します。ただし、延⻑保証に関する事項は保守・修理規定に定めるものとします。
2 当社は、保証期間中かつ本契約に別段の定めがない限り (i) 対象製品の製造上の⽋陥に起因する問題、(ii) 取扱説明書の仕様に従って対象製品を通常使⽤する中で発⽣した問題および(iii) Anatomage Table Classic、(iv) Anatomage Table Convertible、(v) Anatomage Table Alfa、(vi) Anatomage Table Clinical、(vii) Anatomage Table Vet、(viii) Anatomage VR、または(ix)Anatomage Tablet のいずれかにおける保護ガラスまたはLED スクリーンの偶発的な破損に対して、無料の修理サービスを提供します。ただし、上記の保証は、誤⽤、暴⼒、不注意、事故、または改造による影響を受けた対象製品には適⽤されません。
3 当社は、ソフトウェアが取扱説明書に記載されているとおりに動作することを保証します。ただし、当社は、ソフトウェアの使⽤に際してエラーが⽣じないことを保証しません。
4 当社は、お客様から当社に報告されたソフトウェアの障害のうち再発可能性があるものについて、合理的な範囲で修正するよう努めます。ただし、当社は、ソフトウェアの障害が、当社が書⾯または電磁的⽅法により推奨する更新、アップグレード、またはその他の操作や指⽰をお客様が実⾏しなかったことに起因する場合には、本項の保証義務および本項の努⼒義務を負いません。
5 本条に定める事項のほか、保証に関する事項は保証書に定めるものとします。
第5条(技術サポート)
1 お客様は、当社が対象製品に関する技術サポートを提供できるように、ソフトウェアのインストール前に当社による対象製品へのリモートアクセスを可能とするインターネット接続環境を整備するものとし、技術サポートにおいてはこれを当社が使⽤することに同意します。
2 当社は、お客様が前項の定めに従っていることを条件に、対象製品の操作とメンテナンスに関連する問題に対して、保証期間中、リモート技術サポートを提供します。なお、リモート技術サポートにおいては、当社が担当するものとし、必要に応じて当社の⽶国法⼈と連携して対応するものとします。
3 前項のリモート技術サポートによっても問題を解決できない場合には、保証期間中に限り、当社が⽶国法⼈と連携して現地でトラブルシューティングと修理を⾏います。
第6条(禁⽌⾏為等)
お客様は、以下の各号のいずれかに該当する⾏為または該当すると当社が判断する⾏為をしてはなりません。また、お客様は、これらの⾏為を第三者に⾏わせ、または、⾏うことを許可してはなりません。
(1) 法令等または本規約に違反する⾏為またはそのおそれのある⾏為
(2) 対象製品を犯罪⽬的、公序良俗に反する⽬的若しくは社会通念上不適切な⽬的で使⽤する⾏為、それらに結びつく⾏為またはそれらを助⻑する⾏為
(3) 対象製品の利⽤に関し、⾃らまたは第三者のために不正の利益を得ようとする⾏為
(4) 第三者の知的財産権、名誉、信⽤、プライバシーその他の権利若しくは利益を侵害する⾏為またはそのおそれのある⾏為
(5) 当社または第三者に不利益若しくは損害を与える⾏為、またはそれを助⻑する⾏為
(6) 当社のシステム等またはネットワークへの不正アクセス、コンピュータウィルスの配布その他対象製品の正常な提供を妨げる⾏為
(7) 当社のネットワークまたはシステム等に過度な負荷をかける⾏為
(8) 当社が提供するソフトウェアその他のシステムを複製、修正、転載、改変、変更、リバースエンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルまたは解析する⾏為
(9) アカウントおよびパスワードをAnatomage製品が設置されているキャンパスの教職員および学⽣以外に付与する⾏為
(10) Anatomage Lessonを教職員および学⽣個⼈以外に受けさせ、または、使⽤させる⾏為
(11) お客様以外の第三者が対象製品を利⽤することを可能にする⼀切の⾏為
(12) 前各号の⾏為を直接または間接に惹起し、若しくは容易にする⾏為
(13) 前各号の⾏為を試みること
(14) その他前各号に準じ、当社が不適切と判断する⾏為
第7条(権利帰属)
1 対象製品に対する所有権は、お客様が対象製品を購⼊した場合には納品の時点でお客様に移転するものとし、お客様が対象製品の貸与を受けた場合には、本契約期間中も引き続き当社に帰属しています。
2 対象製品に関するすべての知的財産権(著作権法第27条および第28条の権利を含みます。)は、すべて当社または当社にライセンスを許諾している者に帰属しています。
3 対象製品ならびにその基礎となるソース、オブジェクトコードおよびアルコリズムに関する権利はすべて当社に帰属しており、これらは当社の営業秘密を構成します。
第8条(公表)
お客様は当社に対して、お客様の名称を当社の顧客リストに掲載し、当社のマーケティング資料やプレスリリースでお客様の名称を使⽤することをあらかじめ許諾するものとします。
第9条(⾮保証・免責)
1 お客様による対象製品の利⽤に関連して⽣じたお客様に対する問い合わせ、苦情、請求、紛争等については、お客様⾃⾝の費⽤と責任において解決するものとし、当社は、これらの紛争等については、⼀切責任を負うことなく、また、その解決に関与する義務を負いません。
2 当社は、対象製品に関して、次の各号について保証するものではありません。
(1) 対象製品が放射線診断や解釈などの臨床⽬的による利⽤に適合すること
(2) 対象製品が他者の権利を侵害していないこと
(3) 厚⽣労働省その他公的機関により実施される法令等に基づく指導・監査について、問題が⽣じないこと
(4) お客様が使⽤する通信機器等が正常に作動すること、当該通信機器間で正常かつ安定した通信が⾏われること
(5) 電気通信回線等の障害によって対象製品の利⽤に障害等が⽣じないこと
(6) 不正アクセス、ハッキング等によって対象製品の毀損、改ざんまたは対象製品の利⽤に障害等が⽣じないこと
3 当社は、当社運営・責任管理範囲外で起こった情報等の流失若しくは消失、漏洩等に起因してお客様が被る損害について、⼀切の責任を負わないものとします。
第10 条(秘密情報)
1 お客様および当社は、本契約の締結および履⾏に関して相⼿⽅から開⽰される⼀切の情報(以下「秘密情報」といいます。)を、善良な管理者の注意をもって管理し、相⼿⽅の
事前の書⾯による承諾のない限り、第三者に開⽰または漏洩してはならないものとします。
2 前項の規定にかかわらず、次の各号に該当する情報については秘密情報に該当しないものとします。
(1) 開⽰時点で既に公知となっている情報
(2) 開⽰時点で既に秘密情報を受領した当事者が保有していた情報
(3) 開⽰後、秘密情報を受領した当事者の責によらず公知となった情報
(4) 開⽰後、秘密情報を受領した当事者が、第三者から守秘義務を負うことなく適法に取得した情報
3 お客様および当社は、相⼿⽅の事前の書⾯による承諾のない限り、秘密情報を本契約の履⾏以外の⽬的で利⽤してはならず、本契約の履⾏のために必要な限度を超えて、秘密情報を複製してはならないものとします。
4 当社は、本契約の履⾏のために必要な場合に限り、秘密情報を再委託先に開⽰することができるものとします。ただし、その場合、当社は、再委託先に対し、本条に基づき当社が負担するのと同等の義務を課すものとします。
第11 条(損害賠償の制限)
1 当社は、故意または重過失による場合を除き、お客様による対象製品の利⽤から⽣じる⼀切の損害に関して責任を負わないものとします。
2 当社がお客様に対して責任を負う場合であっても、当社の責任は、債務不履⾏、不法⾏為その他の請求の原因のいかんを問わず、お客様に現実に発⽣した直接かつ通常の損害の賠償に限られるものとします。
3 対象製品の利⽤に関連してお客様と第三者との間で⽣じた紛争等については、お客様と第三者との間でお客様⾃⾝の費⽤と責任において解決するものとし、当社は、これらの紛争等については、⼀切責任を負うことなく、また、その解決に関与する義務を負うものではありません。
第12 条(解除等)
1 当社は、お客様に以下の事由が存在するものと判断した場合、お客様に通告することなく、本契約の解除その他当社が必要と認める措置を講じることができるものとします。なお、当社は、お客様に対し、当社の措置により⽣じたお客様の損害等について⼀切責任を負わないものとし、また、かかる措置を講じる理由について説明する義務を負わないものとします。
(1) 第6条に定める禁⽌⾏為を⾏った場合またはそのおそれがある場合
(2) 重要な財産に対する差押、仮差押、仮処分、租税延滞処分その他公権⼒の処分を受けた場合
(3) 破産⼿続開始または⺠事再⽣⼿続開始の申⽴が⾏われた場合
(4) 解散、事業の全部若しくは重要な⼀部の譲渡、合併、分割がなされた場合またはそれらの決議がなされた場合
(5) 監督官庁から営業停⽌、営業免許、営業登録の取消しその他の公権⼒の処分がなされた場合
(6) その他お客様の財産状況が悪化した場合またはそのおそれがある場合
(7) 第13条の表明・保証に違反が存在することが判明した場合
(8) その他本契約を継続しがたい事由がある場合
2 対象製品の有償レンタルを受けたお客様は、解約を希望する⽉の前々⽉の末⽇までに解約を申し⼊れることにより、解約を申し⼊れた⽉の翌々⽉の末⽇をもって本契約を解約することができるものとします。
第13 条(反社会的勢⼒の排除)
1 お客様と当社は、⾃⼰または⾃⼰の代理⼈、役員および実質的に経営を⽀配する者が、現在、暴⼒団、暴⼒団員、暴⼒団員でなくなった時から5 年を経過しない者、暴⼒団準構成員、暴⼒団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロまたは特殊知能暴⼒集団等その他これらに準ずる者(以下、これらを総称して「暴⼒団員等」といいます。)に該当しないこと、および次の各号のいずれか⼀にも該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを表明し、保証するものとします。
(1) 暴⼒団員等が経営を⽀配していると認められる関係を有すること
(2) 暴⼒団員等が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること
(3) ⾃⼰、⾃社若しくは第三者の不正の利益を図る⽬的または第三者に損害を加える⽬的をもってするなど、不当に暴⼒団員等を利⽤していると認められる関係を有すること
(4) 暴⼒団員等に対して資⾦を提供しまたは便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること
(5) 暴⼒団員等と社会的に⾮難されるべき関係を有すること
2 お客様および当社は、⾃らまたは第三者を利⽤して次の各号のいずれか⼀にでも該当する⾏為を⾏ってはならないものとします。
(1) 暴⼒的な要求⾏為
(2) 法的な責任を超えた不当な要求⾏為
(3) 取引に関して、脅迫的な⾔動をし、または暴⼒を⽤いる⾏為
(4) ⾵説を流布し、偽計または威⼒を⽤いて相⼿⽅の信⽤を毀損しまたは相⼿⽅の業務を妨害する⾏為
(5) その他前各号に準ずる⾏為
3 お客様および当社は、相⼿⽅が第1 項、第2 項のいずれか⼀にでも違反した場合には、当事者間の本契約以外の他の契約の条件等にかかわらず、相⼿⽅が有する期限の利益を喪失させ、また、通知または催告等何らの⼿続を要せず直ちにすべての契約または⼀部を解除することができ、これにより被った⼀切の損害(弁護⼠費⽤等を含む)の賠償を相⼿⽅に請求することができるものとします。
4 お客様および当社は、前項に基づく解除により被解除者が被った損害につき、⼀切の義務および責任負わないものとします。
第14 条(契約終了後の処理)
1 対象製品を購⼊されたお客様及び有償レンタル(リースを含む)を受けたお客様は、対象製品を所持している期間は本規約に従うものとします。対象製品を購⼊されたお客様が対象製品の使⽤を取り⽌め、それらを廃棄する際には、当社に通知するものとし、当社の指⽰に従いプロダクトキーを返却していただきます。有償レンタル(リースを含む)のお客様については、ハードウェアの返却にかかる費⽤等に関し、リース契約の内容を遵守する必要があります。
2 対象製品の譲渡を受けたお客様は、対象製品の使⽤を中⽌する場合、当社に対して使⽤を中⽌する旨の通知を⾏うものとします。お客様が本項に従い使⽤を中⽌した後、第三者に対して対象製品の譲渡をする場合には、当社に対して、譲渡先の法⼈名(個⼈の場合は個⼈の⽒名)及び住所を通知するものとし、当該譲渡先において、当社に対して、本規約に同意する旨の書⾯を差し⼊れることを義務付けるものします。上記の書⾯の差し⼊れがされることなく、対象製品の譲渡が⾏われ、譲渡先において本規約への違反があった場合には、当該違反は、譲渡を⾏ったお客様の違反とみなします。なお、上記は以後の譲渡についても同様とします。
第15 条(本契約上の地位の譲渡等)
1 お客様は、当社の書⾯による事前の承諾なく、本契約上の地位または本規約に基づく権利若しくは義務につき、第三者に対し、譲渡、移転、担保設定、その他の処分をすることはできません。
2 当社は、対象製品にかかる事業を他社に譲渡した場合には、当該事業譲渡に伴い本契約上の地位、本規約に基づく権利および義務並びに登録情報その他の顧客情報を当該事業譲渡の譲受⼈に譲渡することができるものとし、お客様は、かかる譲渡につき本項において予め同意したものとします。なお、本項に定める事業譲渡には、通常の事業譲渡のみならず、会社分割その他事業が移転するあらゆる場合を含むものとします。
第16 条(最終合意)
本契約は、本契約に関する当事者間の完全な合意を構成するものであり、書⾯によるか⼝頭によるかを問わず、当事者間または当事者のうち⼀部の者の間で本契約締結前になされた合意および取り決めはすべて効⼒を有しないものとする。
第17 条(本規約の変更)
当社は、当社が必要と認めた場合は、本規約を変更できるものとします。本規約を変更する場合、変更後の本規約の効⼒発⽣時期および内容を当社ウェブサイト上での掲⽰その他の適切な⽅法により周知しまたはお客様に通知します。ただし、法令上、お客様の同意が必要となるような内容の変更の場合は、当社所定の⽅法でお客様の同意を得るものとします。
第18 条(適⽤)
お客様は、本利⽤規約及び当社が当社のWEB サイト上で掲載する対象製品に関して定めたルール、諸規定等を遵守するものとします。お客様が上記ルール、諸規定等に違反した場合は、本利⽤規約への違反として扱われます。
第19 条(存続条項)
本規約第7条ないし第11条、第15条、第20条の規定は、本契約の終了後も有効に存続します。
第20 条(準拠法および裁判管轄)
1 本契約の準拠法は⽇本法とします。
2 本契約に起因しまたは関連する⼀切の紛争については、東京地⽅裁判所を第⼀審の専属的合意管轄裁判所とします。
